2020/01/15
ながさき・愛の映画祭に初めて行ってきました!本当に無知との遭遇で行ってよかった
1月12日(日)は14時過ぎから旦那さんと、第4回ながさき・愛の映画祭に行ってきました!
少なからず衝撃受けて帰ってきたので、それについて書きます。
映画館では見れない映画、でも観たい!
私たちが観たのは「道草」と「愛と法」の2本です。
「道草」は知的障害や精神障害を持った人がほぼ24時間介護を受けながら
一人暮らしをしているドキュメンタリー。
映画の中の人たちは東京在住でしたが
長崎にも一人暮らししている人たち、いるのかな?
障害者の方々が生活している所をイメージすると
どうしても施設を想像するけれど、どうなんだろう?
映画の中の彼ら障害者は介護ヘルパーさんに料理してもらったり、
散歩に同行してもらったり、一緒に眠ってもらったりしながら
たんたんと日々を過ごしているように見えた。
彼らのペースで、いろいろ寄り道しながら、少し楽しそうにも見えた。
施設ではなく町の中での暮らしは良い刺激があるのかな。
そして家族との距離感が一人暮らしすることで格段に良くなっている感じだった。
あるお母さんは一緒に暮らしているころ、よく息子から暴力を受けていたそうだが
今は時々会うことでお互い優しく接することができているようだった。
親が先に逝くことを考えると、介護してもらいながらだが
一人暮らしを選択できる社会は必要だと感じた。
次に「愛と法」。
これはカズとフミという夫夫(カップル)で、二人とも弁護士をしている男性二人のドキュメンタリー。
大阪で弁護士事務所を開業していて主に人権問題を扱っているようだった。
いくつかの裁判事例が出てきたが
そこで衝撃だったのが、日本には国籍を持たない子どもが推定1万人以上いるという事実。
出生届が出されず戸籍が無いままだと
学校に通えない
病院に行けない
身分証明書が無いのでまともな働き口が見つからない
結婚や出産も困難
ちょっと想像するだけで、生きていくのがつらすぎるよ。
最初この映画を観ようと思ったのは
弁護士をしている男性カップルのドキュメンタリーに単純に興味が湧いたからだが
いざ観てみると
人が自分の思うとおりに生きていくのって意外と大変で
日本だけ見てもたくさんの人が戦いながら生きてる現実に衝撃を受けた。
何が普通なのか。
普通って人の数だけあっていいよね。
二本の映画を観て
私はどんな人もできる限り受け入れる
ボーダーレスな人でいたいと思いました。
まだまだ知らないことはたくさんある。
興味もったとき、好奇心が動いたときは素直にそれに向かって動き
新しいこと吸収して
心を大きくしていきたい。